てりやきトマト

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あとがき

どうも、カナヲです。
この度は「積層グレイブローバー」を遊んでいただいてありがとうございました!

公開から少し時間が経ったのと、ver.1.10をもって企画段階で考えていた要素は全て実装できたので、今作の裏話やキャラ設定などを書いていきたいと思います。超長文注意ですので時間がある時に飲み物片手にどうぞ。
ストーリーの核心に触れるネタバレ(クリア後要素含む)を一切気にせずぶちまけるので、未クリアの方の閲覧はあまりオススメしません。

カナヲ

■作品について
・製作期間
製作期間はだいたい2~3ヶ月くらいです。
自ゲフェス3に間に合わせたかったので、製作後期は大学生の貴重な春休みをゴリゴリ削って冗談抜きに缶詰め鬼作業ラッシュの地獄を見ました……同人屋さんの原稿ラッシュの片鱗を垣間見た気分です、もう二度と垣間見たくないです(真顔)

・プロトタイプ
積層グレイブローバーという企画自体は一年くらい前からありました。
実はその頃考えていたプロトタイプ的なシステムがあったんですが、作るのにあまりに手間がかかるというのと、その割に複雑すぎて扱いきれないなーという理由から断念しました。固定マップで全員がそれぞれ単独で行動し、各墓荒らしに干渉するも良し、厄介な罠を誰かが解除してくれるのを待つのも良し、高価な盗掘品をころしてでもうばいとっても良し……的な。

・システム
ローグライクとRPGの魔の合体実験です。
当初はローグライク色を強く出そうと思ってたんですが、シナリオをくっつける都合上ダンジョンに明確な区切りが欲しく、その結果第Ⅰ廃層、第Ⅱ廃層……というダンジョンRPGライクな雰囲気になりました。
あとは冒険者の物語ではなく盗賊の物語なので、盗掘やらディールやらでその辺を少しでも演出しようとしました……が、正直この辺は個人的に既存の枠組みの範疇に収まっちゃったなーと反省してます。

・影響を受けた作品

プロトタイプ案は今は亡き名作フリゲ・寄生ジョーカーの影響がなきにしもあらず……?(今思うとちょっとタイトル似てるなあ)
あと作品の雰囲気のベースには池上永一著のシャングリ・ラ、それからスパイク・チュンソフトのダンガンロンパの影響があります。シナリオやキャラクターの動かし方は同人ゲーム・ティルキッスの影響を受けてます。
興味を持った方はぜひそちらも。オススメです(ダイマ)


■キャラ、シナリオについて
・全体
全てのキャラに独立した目的と背景を持たせようと思っていたので、曲者揃いになりました。
ラストに一気に盛り上がる「起承転転転結」みたいな急展開が好きなので、"いつもの場所"でのシーンはかなり色々詰め込んじゃいました。シナリオの比重が大きいゲームでもあるので、個人的にはやりたいことがやれて満足ですが……欲を言えばもっと緩急をつけて盛り上げられるようになりたいです。

・テトラ
主人公。本名アルテット・アルムホルト。
逆から読んだら真の名前ってのを仕込みたかったんですが、TETRAという綴りの短さだとすぐわかっちゃいますねw
深窓の令嬢のくせに墓荒らし達に劣らない能力があるのは、上層でいい先生に効果的な護身術や武道の訓練を施されていたからという設定です。故にステータスもスキルもクセのない教科書的なバランス型です。
髪は家出した後すぐにバッサリ切りました。その後スラムに例のボロ小屋を買って潜伏していたかんじです。服の色が地味目なのもそのためですね。
彼女の中では、いつもの場所にロザリオを埋葬してミルシェを弔った後のことは本当に何も考えていませんでした。世間知らずのお嬢様故の半端な計画性です。

・フードの女
回想シーンの語り手であるミルシェその人。正確には回想シーンは全部彼女の回想ということですね。
叙述トリック好きなので、RPGに無理やりねじ込みましたw
一時期はかなり病んでいた設定ですが、現在は克服しています。
お互いがかつての親友に近付くような成長を遂げ、いつもの場所で10年前のセリフの再現と共に再開するっていう見せ場をかなり初期の段階から考えてました。シナリオはそこに集約させるために色々逆算していったようなかんじです。
ちなみに彼女の父親こそ第Ⅵ廃層に記録を残したアーノルド・クレインです。安い給料で今もエスメラルダの観測を続けています。……なので、エスメラルダを倒してしまうとアーノルドは晴れて無職となり、クレイン家が将来的に路頭に迷うという裏設定が。

・エフセイ
糸目は本気出すと強い。
35歳は墓荒らし的にはそろそろ引退を考える時期です。上層市民で言う50歳相当くらいの体力しかないはずですからね。しかしそもそもエフセイは商人寄りの人間なので、最盛期でもそこまで戦闘力はなく、経験の蓄積があって現在その他若い墓荒らしと肩を並べている……くらいの実力です。
独身ですが、普段の生活的にはもうほとんどユリオとユーリエが子供みたいなもんです。
テトラがいつもの場所に行くという目的を達成するまでテトラに話を持ち掛けるのを待っていた辺り、やはり根は人情家です。

・ユリオ、ユーリエ
活発そうな髪型で中身はおとなしいユリオと、おとなしそうな髪型で中身は活発なユーリエです。両親不詳。
企画当初はもっと感情のない殺戮マシーンみたいなキャラでしたが、エフセイとの関連性を作るために現在のようなキャラに。二人揃ったら作中最強、片方でもミルシェが苦戦するくらい強いですが、所詮は栄養失調気味の10歳児なので体力はありません。設定的には、長くても30歳までは生きられないです。
テトラとミルシェのロザリオが彼らに受け継がれる展開も考えていたんですが、そこまで物語の中核にいるキャラではないな……とボツに。前半影が薄かったのが反省点でしょうか。

・オレク
作中で唯一、最初から最後まで素性が変わらない人。
ルルナの一件で価値観が変化するくらいしか動きがなく、ある意味一貫したものを持っています。しかし自分で「力を持っている」とか言ってる割にはミルシェやカジェタノには及ばず、まだまだ成長の余地あり……といった実力です。ついでに厨二病的なものを好みますw
こういう単純で気性の荒いキャラは動かしやすくて助かりました。
企画当初は墓荒らしの中心人物的存在だったものの間接的にルルナを殺してしまい、集団から孤立していく……というやや不運なキャラでした。余談ですが、オレクだけ製作途中に一度立ち絵のリテイクが入ってます。

・ルルナ
腹パンが似合うクソガキ……を目指しましたw
太眉ボクっ娘。オレクとの師弟関係に合わせて黒ベースの服になってます。
ストレイキャットのホームでは孤児たちの母親代わりにして姉貴分といったかんじで色々頑張ってるようです。エンディング後は設定上はけっこう強くなってます。
企画当初ではオレクに攻撃された後命辛々逃走するも、満身創痍で廃層をさまよっていたところを魔物にガブリ……という救いのない展開を考えていたんですが、キャラロストを回避するために生存&オレクの弟子ルートになりましたw

・カジェタノ
困った時の万能キャラ。
マグヌスとはかなり早い段階から接触していましたが、マグヌスの具体的な動きまでは教えられてなかったのでマグヌスの部屋が血濡れになっていた事件の時点ではマグヌスの死を信じていました。その後独自に調査し、双子への詰問を経てマグヌスの死が本人による偽装であると確信します。
マグヌスの仲間というわけでもなく、かつテトラの境遇を自分と重ね合わせて見ていたため彼女への同情の念が強く、結果としてテトラに味方しました。猫の件は半分は本気、半分はジョークです。
魔導研究院で実妹エスメラルダの人体実験に関わっていた過去を持ちますが、その話はとっくの昔にバッドエンドとして完結したどうすることもできない物語です。

・マグヌス
一族のコネで秘密警察に配属され、若くして小さな部隊の隊長を務めるお坊ちゃん。
平均的な能力はありますが、逆に言えば秀でた能力は何ひとつありません。
実はアルテット捜索にいつまでも熱意を燃やしているのはマグヌスだけであり、他の部隊員はすでにどこか冷めています。所詮はワグマーンというお偉いさんが職権を盾に秘密警察を私情で動かしているだけですからね。
本人は気付いていませんが、白いジャケットなんて小奇麗な衣装で下層をウロウロしているから一部では悪い意味で有名でした。しかしあれでも本人的には地味目な服をチョイスして下層に溶け込んでいるつもりです。


■今後について
・構想
着々と次回作を企画中です。ジャンルすらまだ発表できるほど案が固まってないのでなんとも言いにくいですが……wただ個人的には製作の前にストーリー重視かシステム重視かをバッサリ決めちゃう節があるので、まずはその作業ですかね!

・配布形態
次回作はフリー公開ではなく"販売"を考えています。サークル方針の大きな変更なのでこれは少し迷ったのですが、よりスキルアップするためには、そしてよりよい作品を作っていくためにはいつか挑戦すべきフィールドであると感じました。
販売手段やイベント参加については次回作の完成の目処が立ってから具体的にお知らせできればと思ってます。今後ともてりやきトマトをよろしくお願いします。無料体験版は大ボリュームでお届けします!

・告知について
個人的にブログでの告知は公式色が強い気がして、未確定事項はほとんど載せませんw
ツイッターだと好き勝手に言って好き勝手に放り投げてるので、製作過程などが気になる方はたまーにアカウントの画像一覧でも覗いていただければSSや設定画、BGMなんかが発掘されるかも……?


すらう

どうも、ディール部分の制作とテストプレイ、デバッグを行った「すらう」です。
この度は「積層グレイブローバー」を遊んでいただきありがとうございました。また、多くのバグ修正、システム変更を行ってしまい申し訳ありません。
今回もあとがきを書いていいらしいのでカナヲさんが言いづらそうなものとか裏話とか補足的なのを書いていこうかと思います。

■システムについて
いろいろと複雑です。面倒と言われたらそうですごめんなさいとしか言いようがないです。
しかし、言い訳ですがこのようなシステムになった理由もやっぱりあるわけです。
とりあえずカナヲさんと共通している考え方として「レベル上げ作業でプレイ時間を増やしたくなかった」とだけは言っておきます。
これ以上は僕としての意見となりますし、書き始めたらカナヲさんの4000文字を軽くオーバーするのでここで言うのは止めておきます。カナヲさんの意見と違ってても嫌だし


■PVについて
ニコニコ動画さんにあるカナヲ作のゲーム紹介動画ですがよく見たら象さんの全体攻撃を全員で防御しています。
実はこの部分が宿屋さんのプレイ動画を見てから一番見せたかった部分なのではないかと個人的には思ってます。
敵ボスのパターンを読むってのは案外重要だったりします。

ドラクエ6のメラゾーマみたらアストロンとか世界樹2の昼よーこたんのターン数みて3色ガードとかな!


■状態異常について
前作の毒で散々やらかしたので今作は大丈夫なようにって思ってたりしました(過去形)
蓋を開けたらちょっと問題かも?みたいな状況だったりしてるようで……
眠りに関しては一貫してボスに通用する方法はマズイとのことで4層ボスではその作戦が通用しないようにはしました。


■ディールについて
ざっと見る限り好評なようで結構嬉しいです。一部ではディールするために廃層に潜りたいなんて完全に墓荒らし的な思考をしてる人もいて楽しかったですwww
しかし、「ラストワンや上中下の交渉手段をレベル化する」、「相手キャラがアイテムを売りつけてくる」等を思いついていたので、まだできることがあったなとも感じて若干悔しかったりもします。


■次回作について
僕からは何とも言えません。まぁ少なくとも自称カナヲさんの相方なのでテストプレイ、デバッグはするでしょう、するよね、するはずです。


ax

こんにちは。存在意義がどんどん薄れていっているaxです。

グレイブローバーのあとがきということですが、今回私はデバッグに割と力を注ぎました。
おおまかにゲームが出来てから色々なところを見て回りましたが、ゲームが出来ていくにつれて
「バグらしいバグはもうないかな?」と思っていました。
しかし、ゲームを発表した途端、もうあらんばかりのバグ報告がきました・・・申し訳ございません・・・
普通にプレイもしたし、バグ探し的な動きもたくさんしたつもりだったのですが、やはり個人の限界というものを痛感しました。
デバッグはとにかく大量の人数と時間が必要だということを再認識しました。

システム的なバグ等はもちろん探しましたが、今回はシステムがゲームの世界観とマッチしているかどうか、進めていく上でこの挙動は違和感がないかどうか、というところにも焦点をあててデバッグをしてみました。
たとえば、4次元チェストとか、階段の昇り降りとか。
それでも、デバッグを進めていくにつれてその違和感に気づけなく、慣れていってしまった、というのが私の反省点かな~と思ってたりします。

個人的に、このようなストーリーを追っていくゲームというのは、没入感が大事だと思っています。
主人公に自分を投影してたり、その世界の理に沿って進めていく、ということが重要なんじゃないかと考えています。
例えば、ある地点から初期位置に一瞬で移動するのも、ゲーム内で瞬間移動できる魔法を使っているというのであれば納得がいきますし、錬金術だってその世界ではそういう原理で成り立っているから、というのであれば納得がいきます。

(具体的には、モンハンで力尽きてしまった場合、アイルーがベースキャンプまでガラガラ運んでくれる、みたいなことです)

このような、ストーリーにはそこまで関係ないけれど、その世界でその動きが違和感ないかどうか、そういった所こそ、私はとてもしっかり作りこんでいくべきところではないのかな、と思います。
また、そのような所を作りこんでいけば行くほど、更に完成度の高いゲームになるんじゃないかとも思います。

しかし、デバッグをやればやるほど、そういった所への注意がいかなくなってしまったように思い返します。
フリーゲームの構造上そのような細かい演出が難しいところもありますが、そこはカナヲ氏に頑張ってもらいたいと思います()


ゲーム制作のプログラムでは関われていませんが、そのような所を次回からはもっと意識をしていき、プレイしてくださっている方々に少しでも私たちてりやきトマトのゲームをより楽しんでいただければ幸いです。
[ 2014年05月23日 16:41 ] カテゴリ:積層グレイブローバー | TB(0) | CM(0)
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